株には相続したら税金がかかるの？

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株の相続に関する税金はどうなる？

遺産相続のなかで色々な相続を行うことになりますが、そのなかでも多いものとしてあげられるのが株式です。

株式は様々なものがあり、それによって税金の計算方法も変わってきたりしますので注意が必要です。

税金は必ず納めないといけないものですのでごまかしていたとか、忘れていました、勘違いでしたということは通用しません。

必ず的確に正しい方法で確認をしていきましょう。

しかし株式を相続するという場合には一筋縄でこの金額というわけにはいきません。

というのが株式には上場しているものもあればしていないものもあるので、その状態によって方法はまるっきり変わってくるからです。

上場株式の場合はどうやって計算する？

それではまず、相続をする株式が上場株式の場合はどのように計算されていくのでしょうか。

上場株式の場合は次の４つの中で一番低い価格になります。

まず、相続開始日の終値、次に相続の開始した日の月の取引日ごとの終値の平均額、そして相続が開始した日の月の前月の取引日ごとの終値の平均額、そして最後に相続が開始した日の月の前々月の取引日ごとの終値の平均額ですので様々なものがあります。

ちなみに終値とは何かというと、実際に取引があった日の最後につけられた価格のことを指します。

非上場株式だと何が違う？

ちなみに相続する株式が非上場の場合はどのようになるのでしょうか。

簡単に言うと、非上場株式の株価の評価方法には、配当還元方式や類似業種比準方式、そして純資産価額方式といったものがあります。

上場株式とは違い非上場の会社は非常に株式の金額の算定が難しいためこのようなもので多角的に調べていくのです。

なお、株式を相続するときにいわゆる大株主になった(会社の経営を支配することになる)場合は、純資産価額方式または類似業種比準方式、あるいはもしくはこれらを併用して株価を評価することになります。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。